子供の防犯・安全対策の考え方とは?

子供防犯
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子供の防犯・安全対策で重要なポイント

子供の防犯対策・安全対策の基本的な考え方についてご紹介します。

子供の防犯対策は「ハード面の対策」と「子供の防犯力向上」の両面から検討することが大切です。

そして、子供を犯罪被害から守る為には、学校や家庭、地域との連携が重要なポイントになります。

子供の防犯・安全対策が必要な背景

警察によると、2016年の13歳未満の子供が被害者となった刑法犯の被害件数は1万7,252件でした。

前年度と比較すると2,854件(14.2%)減少したものの、罪種別では「略取誘拐」や「強制わいせつ」の割合が高く、さらなる対策が求められています。

その対策の一環として、警察では犯罪を未然に防止する為に、学校と連携して学校や通学路等における子供の安全確保を推進しています。

子供の防犯、ハード面の対策方法

保育園・幼稚園・小学校等の防犯対策では、侵入者・不審者を防ぐ対策が第一になります。

犯罪者は場当たり的な犯行もありますが、侵入する前に下見をする傾向があると言われています。

その下見の時に、施設内に入るまでに相当な防犯対策と警戒が目に見えることが重要です。

侵入者を寄せ付けない「抑止効果」、侵入することのリスクを犯罪者に思わせる心理的なプレッシャーがポイントです。

ハード面の具体的な防犯対策としては・・

  • 学校周辺にフェンス等を設置して簡単に乗り越えられないようにする。
  • 門や出入口にカメラ付きインターホンと電気錠や電子錠を設置する。
  • 想定される侵入経路に防犯カメラを設置する。
  • 万が一に備えて、緊急通報手段を確保する。(体制含む)

※開かれた学校としての配慮も大切ですが、子供たちを守る為には出入りを制限する必要があります。

学校(園)内での防犯対策と同様に、学外(園外)活動での対策も大切です。

職員同士で定期的に話し合い、危機管理マニュアルを作成して共有しておきましょう。

事前に、工事現場等の死角になる場所や車の流れを確認することで、交通事故を回避できる可能性が高くなります。

また、不審者対策として職員の方は、防犯ブザーやホイッスル、懐中電灯、携帯電話、スプレー等の護身用グッズを持参しましょう。

もしもに備えて、助けを求める会社や店舗を確認し出来れば挨拶などを交わすことも大切です。

子供の防犯力をUPさせる方法とは?

子供たちを犯罪から守る為には「子供自身の防犯力を上げる事」が大切な要素になります。

「犯罪者を寄せ付けない、近づけさせない」為には、子ども自身の防犯力の向上が必要不可欠です。

子供たちは、小学生になると行動範囲が広がり、犯罪者に狙われるリスクも高くなります。

その為、不審者の見極め方や距離の取り方等を子供たちに体験して学んでもらうことが重要です。

当法人では、子供の防犯力をUPさせる方法として、防犯教室の新しいカタチ「防犯スポーツ教室」を開催しています。

防犯スポーツ教室を開催する主な目的(狙い)は、子供たちや家庭、学校の防犯意識の向上です。

子供たちには、犯罪被害を回避する能力を向上させ、防犯力を上げることを目標にします。

学校や保護者の方には、子供たちに対しての防犯教育の方法や進め方を習得する機会になります。

防犯スポーツ教室の具体的な内容や開催実績は、下記の関連記事を参考にしてください。

子供の防犯・安全対策まとめ

ここまで、子供の防犯対策・安全対策の基本的な考え方についてご紹介してきました。

子供の防犯対策は「ハード面の対策」と「子供の防犯力向上」の両面から検討することが大切です。

そして、子供を犯罪被害から守る為には、学校や家庭、地域との連携が重要なポイントになります。

当法人では、学校や地域の防犯診断、そして、子供の防犯力をUPさせる「防犯スポーツ教室」を開催しています。

子供の防犯・安全対策をお考えの団体様は、下記までお気軽にお問合せください。

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